さて、秋です!!紅葉が綺麗なはず!!京大阪道ルートを通って高野山の紅葉を見に行ってみよう〜!

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和歌山県
さて、秋です!!紅葉が綺麗なはず!!京大阪道ルートを通って高野山の紅葉を見に行ってみよう〜!

この記事の取材は、その時点の環境下で推奨されていた新型コロナウイルス感染症対策(マスク着用など)のもと実施しました。

10月半ば、そろそろ涼しくなってくるころかな?いえいえ!!そんな事はありません!気温は30度近い。暑いっっっ!さて、今日は、パラグアイ人ゴトスポ記者の幸坂歩が、皆様を大阪から高野山へと『京大阪道』を通りトレイルランニングでご案内致しま〜す。

『京大阪道、この古道は1200年もの間、人々が参拝のため京都や大阪から高野山を目指したルートである』このルートは、学文路駅から女人堂まで続くおおよそ15キロの道のり。駅を出て直ぐ案内標識がみえた。高野山や熊野古道は本当に標識が親切で、方向音痴の私でも必ず目的地に到着できる〜。

このルート山道が少ない!舗装路が好きな人にはオススメ!!

山道を想像していたが、集落内の舗装路をひたすら登る。高野山へ向けてのルートは全て登りで延々と続く。ここで思う。“しまった!トレランシューズで来てしまったー!”この靴で舗装路を走るとグリップが効き過ぎてしまい足が疲れる。
<font color='blue' size='2'>高野参詣道の親切な道案内と集落を抜ける登り舗装路</font>
高野参詣道の親切な道案内と集落を抜ける登り舗装路

歴史の面影が残るルートだ!!外国人にとっては、大昔の日本と現代の日本が見られるとっても魅力的なルートだ!

民家の間を通っていく。舗装路は苦手だが、歴史の名残が残る集落を抜けていくのはとっても楽しい。柿園を抜け高台に着いた。前回、黒河道を行った際に通った橋本橋(緑色)が見えた。少し行くと女人禁制であった時代にできたとされる苅萱堂に着いた。歴史ある町は、住宅街に突如お寺さんや神社などが現れるからワクワクする。キリスト教が主なパラグアイで育った私にとっては非日常な事で、何か発見したかの様な気持ちになる。
<font color='blue' size='2'>高台から見える緑の橋本橋と集落に溶け込んでいる苅萱堂</font>
高台から見える緑の橋本橋と集落に溶け込んでいる苅萱堂

しんどい登り舗装路に突如、お地蔵さん現れる!!お供されている様でちょっと心強い!

更に進むと今度はお地蔵さんが現れた。人々の生活の中にひっそりと溶け込んでいる。いつも必ず手を合わせ、怪我無く、楽しく走れることに感謝をして去る。民家の屋根や塀が独特で歴史を感じる。なんて素敵なのだろう!しかし、ここで、民家からテレビの音が聞こえてくる。そして車庫にはハイブリット車が止まっている。歴史と時代の融合だ!!何か可笑しくて笑ってしまう。まだまだ登り進む。おっ!やっとトレイルに入るかな?ここまで約4キロ。うーん、山の中には入ったものの相変わらず舗装路!と、ここで気づく。そっか、高野山方面へ行く車もここを通るんだ。それで舗装路なのね。

足が大分しんどくなってきたその時、“ゆめさきトンネル”現れる!!

しかし、大分登ったけど。。流石に足がしんどくなってきた。と、ここで開けたところに出た!山々が一望できる。遠くに柿園も見える。はー!やっと一段落?いえいえ、まだまだ登りまーす。。。あっ!トンネルが出てきた!何故か入りたくなるが、覗くだけにしよう!このトンネル、柿が描かれている!何かいいな〜、と、名前が“ゆめさきとんねる”何ていい名前でしょう〜!山の中とは違ってこういうのが見られるのが集落ならではの楽しみ!
<font color='blue' size='2'>しんどい舗装路の途中で現れたお地蔵さんと名前が素敵なトンネル発見〜!</font>
しんどい舗装路の途中で現れたお地蔵さんと名前が素敵なトンネル発見〜!

さて、面白いものを見つけましたよ〜!私は“シチュウ”!竹ではございません!!

さて、せっかく登ったのに下り。。竹林だ!ん?あれ?太い竹?あ〜!!支柱ね!!竹と同じ色なのね。近づくと“シチュウ”と書いているではないですか!伐採されない様にだね(笑)。面白いっ!!!
<font color='blue' size='2'>しんどい舗装路の降りで私は竹では無い!伐採しないでね!と主張しているシチュウ〜!</font>
しんどい舗装路の降りで私は竹では無い!伐採しないでね!と主張しているシチュウ〜!

しんどい登り舗装路に突如、癒しの金魚現れる!!!

暫く進むと土壁の家が出てきた。この様な建物を見ると、いつから建っていて、どんな時代を過ごしてきたのだろうかと考えてしまう。家の向かいには山水が貯められているタンクがあった。山道を走っていると、土と木がメインな事が多い為、水が出てくると何か嬉しい!!ちょっと覗いてみた!あら〜!金魚かな?何か良いね〜!さて、一瞬癒してもらい、まだまだ登る!
<font color='blue' size='2'>時の流れを感じる土壁の家。そのお向かいには山水が貯められているタンクの中に金魚!見ての通りのしんどい登りー!!</font>
時の流れを感じる土壁の家。そのお向かいには山水が貯められているタンクの中に金魚!見ての通りのしんどい登りー!!

癒しモードが一変!!日本最後の『高野の仇討ち』が現れた!!!

さらに進むと日本最後の『高野の仇討ち』と書かれた看板がみえた。ちょっと、背筋が伸びる!隣には日本最後の仇討墓所が。メインルートから少し離れたところにある。約150年前(1871年)に起きた『日本最後の高野の仇討ち』の跡地。尊王攘夷派の者達による参政の村上真輔の暗殺。暗殺後、高野山に入山する事で、村上一族の復讐から逃れられると判断したのだとか。しかし、村上一族により敵討ちが実行された。この事件を機に敵討ち禁止令が出た。これも歴史。聖地である高野山。戦国武将達も通われていたこの道。1200年という時の重さを感じる。手を合わせて進む。
<font color='blue' size='2'>山道に現れた『日本最後の仇討墓所』。高野山へ入山する事で敵討ちを回避できると考えたそうだが、ここで実行されてしまった。1200年の年月には様々な歴史がある。</font>
山道に現れた『日本最後の仇討墓所』。高野山へ入山する事で敵討ちを回避できると考えたそうだが、ここで実行されてしまった。1200年の年月には様々な歴史がある。

日本最後の『高野の仇討ち』から一変!!!今度は縁結びの神様!!!縁結びのお唱え、何語!???

しばらく考え込みながら進んでいると今度は“縁結び地蔵”が!入り口には“お参り杖”がある!何か親切で良いな〜!先程までの気持ちが一転!ちょっと寄ってみよう〜。縁結びのお唱えが書かれている!カタカナなのが面白い!いったい何語??
<font color='blue' size='2'>『お参りご苦労様です!』と突如山道に現れた縁結び地蔵!</font>
『お参りご苦労様です!』と突如山道に現れた縁結び地蔵!
さて、少し走りやすい傾斜になって来た!スピードを上げて一気に降りてしまおう〜!!が、おーっっっっと!これは珍しい!こんな山の中にコーヒー屋さん!戻って取り敢えず写真を撮る!山の中ではこういうお店が一つでもあると精神的にゆとりが出る!

さて、そろそろ極楽橋あたりかな?川沿いと線路沿いを走り、極楽橋駅に到着!ここまで来ると、高野山へ道のりだという事を感じ始める。
<font color='blue' size='2'>こんな山奥にコーヒー屋さん!鮮やかな赤い色の極楽橋〜!</font>
こんな山奥にコーヒー屋さん!鮮やかな赤い色の極楽橋〜!

高野山へ行く際の乗り替え駅でもある極楽橋に着いた〜!!!さて、高野山まであと少し!!!お香の香りがしてきた〜!!!

極楽橋を渡りトレイルに入る。ここからは『不動坂』と呼ぶ様だ。ここから、また更に傾斜がきつい登り!ケーブルカーとすれ違う!あれに乗っていた時は、トレイルルートがあるなんて思いもしなかったなーと思いながら、ひたすら登る。所々に座れそうな丸太がある!お香の匂いも微かにしてきた!
<font color='blue' size='2'>女人道への案内と傾斜が凄い不動坂</font>
女人道への案内と傾斜が凄い不動坂

山の中に突如現れた清不動堂!!ちょっと苔が生えていてなんか良いね〜!!しかーし!!まさかの通行止め!!!

清不動堂に着いた。山の中に突如出てくると本当に嬉しい。清不動堂の横道を進む。ここで、まさかの通行止め!2022年4月まで森林整備による伐採のためとのこと。山では良くある通行止め!迂回路を探す!この様な事態があるから、出来るだけ体力を温存しながら走りたい。舗装路発見!登山アプリによると少し先で、先程の道と合流するはず。しかし、またまた登り!でも、いい事もあるものです。凄く可愛い声で鳴いている鳥がいる!しばらく立ち止まり、目を閉じて、聞く事にした。あー!何て綺麗な鳴き声!
<font color='blue' size='2'>しんどい舗装路を登り切ると清不動堂が出てきた!が、通行止め。。仕方なく行った迂回路でとっても鳴き声がきれいな鳥に出会った!</font>
しんどい舗装路を登り切ると清不動堂が出てきた!が、通行止め。。仕方なく行った迂回路でとっても鳴き声がきれいな鳥に出会った!

さーて、いよいよ高野山・女人堂へ〜!ひんやりとした空気の中、女人堂にだけ日がさしている〜!神秘的な空間だ!

綺麗な鳴き声に癒してもらったところで、登りの続き。女人堂の案内標識が出てきた。もう直ぐ到着だ!着いた〜!!!!!
空気が少しひんやり、静かで人も少ない。何て神秘的なところだろう。何度来ても良いな〜!あーまずい!!あのしんどかった登りが美化されてきた。
<font color='blue' size='2'>ひんやり、しーんと静かな空間にお香の香りが漂う!特別な空間、まるで時が止まっているかの様だ!</font>
ひんやり、しーんと静かな空間にお香の香りが漂う!特別な空間、まるで時が止まっているかの様だ!

さて、奥之院へよって帰ろう〜!!

多くの戦国武将の墓碑や供養塔が並ぶ奥之院。『その先は人の世にあらず』とある。一瞬で無心になれる空間だ。この空間はいつきても不思議だ!目を閉じてゆっくり深呼吸をすると五感が停止する様な感じがする!

ここへ来るたび、頭の中の情報が整理整頓される気がする。飛行機で38時間かかる南米パラグアイから来日し、聖地・高野山へ通える範囲に住む事になったご縁に感謝をしながら今日は帰ります〜!

近隣で開催される
ワールドマスターズゲームズ
2021関西の競技

幸坂 歩
投稿者紹介

幸坂 歩

南米パラグアイ産まれ、パラグアイ育ち、日本へ留学して8年になります。普段は研究職をしています。プライベートではボランティア活動(主に翻訳・通訳や文化紹介など)が大好きで、ゴトスポもマスターズゲームの通訳ボランティアでの参加を希望していたところご縁がありました。自然が大好き!特に植物と山が好きです。1年ほど前からトレイルランニングにハマっています!