神戸グルメと言えば?!神戸ビーフだけじゃない!美しいワイナリーを走るさつまいもマラソンと神戸ワインの美味しい一日

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神戸市(兵庫県)
神戸グルメと言えば?!神戸ビーフだけじゃない!美しいワイナリーを走るさつまいもマラソンと神戸ワインの美味しい一日

この記事は、2021年11月に行なった取材をもとに制作しています。その時点の兵庫県下で推奨されていた新型コロナウイルス感染症対策(マスク着用など)を実施して行いました。

神戸ワイナリーに行こう!

神戸グルメと言えばみんなの憧れ「神戸ビーフ」!一生に一度は食べてみたい世界的に有名な最高級の牛肉だ。
しかし!神戸はビーフだけではない!例えば、牛肉によく合うワインなどもお勧めだ。
実は神戸市内にはワイナリーがあり、そこで作られたワインは国際的にも高い評価を得ているのだ!
という訳で、神戸ワインの生産地、神戸ワイナリーに行ってきた。
でも、ただ行くだけでは面白くない。(こともないが)
ワイナリーでは通年を通して様々なイベントが開催されているが、直近では「さつまいもマラソン」があったので、仲間を募って併せて楽しんでくる計画を立てた。

さつまいもマラソンとは???という方のために。
チームゼロというところが企画・運営しているリレーマラソンのことで、エイドで「生の」サツマイモが振舞われる、ちょっと変わったマラソン大会のことだ。以前筆者は今年の初夏に淡路島で「玉ねぎマラソン」を走った様子を記事にしたが、そのさつまいもバージョンという訳。
当日は抜けるような青天。楽しい一日になるに決まってる!

神戸でワイン生産の理由

神戸ワイナリーは、神戸市が農業振興を目的に1984年に開園した農業公園で、40ヘクタールの耕地と年間400トンの生産量を誇る。
それにしても、どうして神戸でワインなのだろうか?
神戸は北に六甲山系を臨み南側は海という、地形が全体的に南向きの斜面となっている。
なので南側からの太陽の光をたっぷり受けることがでる神戸では、ワイン造りが盛んになった・・・と、想像してみたが、実際のところはよくわからない。
ワイナリーの方に伺うと、当時の神戸市の職員さんが農業振興のために発憤興起し、農家の方々の協力を得てブドウを作ることになった経緯を話して下さったが、「あえてワインにした理由はわかりません。」
当時ブドウ栽培のノウハウがあったわけでもないらしい。これまでも決して順調だった訳ではなさそうだが、現在ではおいしいワインを安定して製造し、国際的な評価も得るまでになった。
きっと映画の題材にできそうなドラマが隠されているのだろう。

ワイナリー散策

そんな訳で、早朝からワクワクして神戸ワイナリーに向かった。
共にリレーマラソンを走るチームの仲間とは現地集合なので、集合前に園内を散策しようと早めに家を出た。
敷地内は美しく整備されており、幻想的。朝日に照らされるブドウの葉が美しい。
ワイン城と呼ばれるこの場所は、観光農園としても人気が高い。
レンガ造りの建物は異国情緒に溢れ、非日常的な雰囲気を醸し出している。
その周りに広がる、整然と並ぶブドウの木。手入れの行き届いたブドウ畑は、晴れ渡った青空とのコントラストがとても美しい。
施設内部には昔のワイン造りの道具も展示してあった。どういう風に作っていたんだろう。実際に作ってみたい気もする。
こちらは現在の生産設備。
平日は工場見学もできるのだが、この日は日曜。残念ながらラインは動いてなかった。説明が書いてあるので雰囲気は味わうことができた。
昔と今のワイン生産工程の違いが面白い。ずいぶん機械化されたものだ。
施設内は他にも、ゴーカートのような子供向けのアクティビティーから陶芸体験などもあり、大人だけでなく家族連れにも楽しめるようになっている。

施設内を散策した後もまだ時間があったので、この日走る一周で1.3キロ程のコースをのんびりと散策してみた。
季節的にブドウの葉も紅葉しかけており、とても美しかったが、この時期はコスモスが満開!鮮やかなピンクのグラデーションが風に吹かれて揺れる姿は、見ているだけで癒される。小さな子供から高齢のご夫婦まで、思い思いに楽しんでいる様子が印象的だった。
歩いているだけで心が洗われるようだ。気持ちいいなぁ。きっと今セロトニンやドーパミンが分泌されているはず。
ワイン畑だけあって、傾斜がものすごい。このコースを走るのは大変だろうと思いながら歩いていると、目の前にしゃがみ込んで何かを探している年配の御夫婦の姿が。声をかけると、
「むかごを採ってるの。いっぱい落ちてるのよ♪」
と、ホクホクした笑顔で見せてくれた。今日の晩御飯にするらしい。
筆者の大好きな、美味しくて楽しい遊び♪いいなぁ。仲良し御夫婦♪
さらに進むと昔の農家発見!入っていいのかな?と思いながらも躊躇せず入る。
まるで時代劇に出そうな雰囲気!もしかしたら我々の祖父母の時代はまだこんな暮らしが残っていたのだろう。時代の移り変わりの速さを実感する。都会の喧騒から離れて時間がゆっくり流れる里山。いいなぁ。
ここは現代の神戸市内だと言うことを忘れてしまいそうだ。このコースを走るなんてもったいない気さえする。
ゆっくりしたウォーキングで、ほのぼのまったりとした癒しの時間を存分に満喫。
もっとゆっくりとお散歩をしていたかったが、おっと!そろそろスタートの時間だ!

さつまいもマラソンスタート!

今年もやります!さつまいもエイド!
大量のさつまいもを用意してくれた、運営のチームゼロさんと農家さんに感謝!
走って大量ゲットするよ!
先ほど散歩した道を、今度はさつまいもを持って走る!
さっきまで「走るのはもったいない」と思っていたのに、サツマイモのせいでスイッチが入ってしまったようだ。今度はアドレナリン大放出!
最初は急激な下り坂なのでスピードが上がる上がる!
ということは・・・周回のコースなので、帰りは激坂を意味する。
うん!トレーニングには持ってこい!と前向きに汗を流す。あまり欲張ると走るのがしんどいが、サツマイモのために頑張るぞ!

園内の一般客も、芝生に腰をかけながらコースの方を向いて温かく応援してくれる。仮装して走っているランナーが多いから、向こうも楽しんでくれている様子。うん。嬉しい♪
子供の「がんばれ~」のかわいい掛け声には、こちらも手を振って応えちゃうよ~!
襷を次の選手に渡し、ゲットした芋を早速バーナーを使って焼き芋にして試食!だって待ちきれない!
香ばしい香りを漂わせて出来上がった焼き芋は、甘くてとろとろ!美味しい!
そんなこんなで42.195キロをチームで走破。最後はお決まりのみんなでゴール!
いつもながら楽しい大会でした♪

ゴールした後は、公平にみんなで山分け。今回も大量収穫ありがとう!

ゴールの後はBBQ!

ゴールしたのはお昼過ぎ。まだまだ時間がある。
と言うことで!ごはんの時間だ!
美味しそうなレストランもあるが、せっかくこんなにいいお天気なのだから外で食べたい。
敷地内のBBQ施設で乾杯と行こう!いっただっきます!!!
ワイナリー内のBBQ施設は持ち込みもできるが、手ぶらでもOK!屋根があるので雨の日でも平気だ。
今回は荷物が多かったので、事前に手ぶらプランを予約。新鮮な肉と野菜でエネルギーチャージ。
食材が美味しいのはもちろん、炭火で、仲間と、楽しく、外で、食べて飲んで。
美味しさの相乗効果は無限大!う~ん幸せ♪大げさだけど、生きていることに感謝!

神戸ワイン、そのお味は?

お腹が膨れて一息ついて。
さてと帰るか・・・と、その前に!
せっかくここまで来たんだから、ショップで神戸ワインを買っとかなくちゃ!と、ショップへGO!いろんな品種があり迷ったが、赤の新酒「みのり」と神戸ワインを使ったビーフシチューを買って帰った。さっそく晩御飯で頂きます!
まずは赤ワインから。香りをかいで一口含む。
新酒だけあってドスンとした重厚さはないものの、華のような香りで瑞々しい口当たり。とても飲みやすい。大きな具がゴロっと入ったシチューも、デミグラスソースの風味豊かでとっても美味しい。
はぁ~満足。。。
楽しく遊び、心地よく疲れ、美味しいワイン一日を振り返る。幸せだ。
全ての幸せになる方法。それは美味しいものを食べることだと思う。
神戸には神戸ビーフ、神戸ワイン。その他にも美味しいものが盛りだくさん!
遠方にお住まいの方にもぜひぜひ皆様にも神戸グルメをご堪能いただきたいと思う。
もし「こんなのもあるよ!」と言う情報があれば、ゴトスポ運営事務局までご連絡ください。
食いしん坊の筆者が飛んで参ります!
■神戸ワイナリー
所在地:兵庫県神戸市西区押部谷町高和1557-1
電話: 078-991-3911

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なかにし のぞみ
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なかにし のぞみ

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