レガシー創出事業

2019年ラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピック・パラリンピック、そして2021年ワールドマスターズゲームズ(WMG)と大規模な国際スポーツイベントが3年連続で開催される奇跡を最大限に活かして、2大会と連携した有形無形の取組はもちろんのこと、2大会で高まるスポーツへの機運を、WMGの参加型のスポーツへとつなぎ、日本の生涯スポーツの転換点ともなるような大会づくりを進めています。

組織委員会では、大会を一過性のものに留めることなく、大会を通じて次世代にさまざまな成果を遺すため、WMG史上初めて、準備段階から能動的にレガシーの創出に取組んでいます。2016年10月に、組織委員会の専門委員会として各界・各分野の有識者で構成する「レガシー創出委員会」を設立しました。
委員会では「レガシー基本構想」(2017年4月策定)を基に、組織委員会が自らおこなう具体的なアクションの検討を行っているほか、実行委員会による取組や、地域・全国のさまざまな組織や団体の主体的な参画を促す仕組みづくりについても協議を重ねています。

また、組織委員会では、年齢や性別、国籍や障がいの有無などに関係なく、さまざまな人々が、それぞれの個性に応じて一緒に参加し、楽しみ、交流することができる“インクルーシブな考え方”を取り入れた大会づくりをめざし、有識者会議を設置して、スポーツを通じた共生社会の実現に寄与できる大会づくりへの取組も推進しています。

“未来への宝物”となるレガシーを皆さんと一緒に創るための「TSUNAGUプログラム」に、皆さんのスポーツ・文化・交流などの事業を登録して、大会そして全国とつながりませんか?
 仲間づくりの輪を広げ、活気あふれる地域交流の実現と大会の成功を一緒にめざしましょう!

大学と組織委員会が連携し、ワールドマスターズゲームズ2021関西に附随するビジネスを担う人材の育成、大会を活用した学習機会の提供、ボランティア人材の育成等を行い、大学連携が一過性に終わることなく地域に根ざしたレガシー&アクションとして遺していけるよう様々な事業を展開していきます。

ワールドマスターズゲームズ2021関西では、誰もが参加できる生涯スポーツの国際総合競技大会としての特徴を活かし、一緒に “する みる ささえる” をキーワードの一つとし、誰もが参加できるインクルーシブな考え方を取り入れた大会づくりをめざしています。